2018.04.17

2017年度以降の取り組み

 

『原則6:人々の国際市民としての意識を高める』

テーマ名:ロシア・オレンブルグ柔道交流訪問団との交流プログラムの実施

 愛媛大学は,平成29年12月,ロシア・オレンブルグ市から来県した青年柔道交流訪問団との交流プログラムを実施しました。本プログラムは,同年9月にオレンブルグ大学を訪問した愛媛大学の学生14名が企画し,ロシア兵墓地の礼拝や道後温泉観光,大学内にあるレストランにて地域市民を交えての歓迎昼食会を開催するものです。

 ロシア兵墓地では,ロシア兵墓地保存会会長から,地域の中学校の生徒らと毎週行っている墓地清掃活動について説明がありました。

 道後温泉観光では,松山観光コンベンション協会のボランティアガイドによる観光案内を受け,からくり時計・道後温泉本館・飛鳥乃湯泉の見学や,坊っちゃん列車に乗車し日本の建物や景色などを堪能しました。

 交流プログラムを終え,訪問団長のオレンブルグ州柔道連盟会長は「皆さまの歓迎に感謝いたします。特に,ロシア兵墓地の訪問を通し,日本人の礼節を重んじる姿から学ぶべきものがありました。それは,柔道において心技体の中の『心』,つまりは精神を重んじるということに繋がることを訪問団の団員に教えることができました」と,感謝の意を述べられました。

 愛媛大学は今後も,異文化理解を通して国際市民としての意識を高める取り組みを推進していきます。

ロシア兵墓地での献花

道後温泉地区にて