2011.11.24

2011年度の取り組み

『原則6:人々の国際市民としての意識を高める』取組概要

テーマ名:国際フォーラム「ネパールの開発と観光年2011の推進をめざして」                                                       International Forum ~ Promoting Nepal’s Development and Tourism Year 2011 ~ の開催

ネパールはヒマラヤに抱かれた東洋文明発祥の地(ブッダの生誕地)です。2007年には王制から民主制に移行し、新国家の建設に向けて様々な取組をしています。

本フォーラムは、ネパールの政治問題、教育問題、環境問題、観光資源問題などに関する講演を通して、ネパールに関する理解を深めるとともに、異文化理解を通して国際市民としての意識を高めることを目的とします。(2011/10/11開催)                                                          関連サイト

マダブ・クマル・ネパール元首相

基調講演の様子

『原則9:教育を通して、持続可能性を推進する」取組概要

①テーマ名:愛媛大学環境ESD指導者養成講座カリキュラムによる環境ESDリーダーの育成

全学部レベルにおいて環境教育に適する多彩な風土環境を有する愛媛の山〜里〜海を舞台にした環境教育指導者養成カリキュラムの展開を通して,学生が主体的に関わる学習機会を提供することで自ら考え行動する学生の育成を目指すとともに,社会の強いニーズである持続可能な社会づくりのための教育(ESD)に関わる人材の育成,及び地域の人的ネットワークを構築し,山〜里〜海〜人がつながる活動を通して持続可能な社会づくりを推進しています。

②テーマ名:アジア・アフリカ自然共生型環境倫理に基づく国際環境ESDリーダーの育成

愛媛県における,高等教育機関,国・地方公共団体,民間企業・NPOの特色を生かしながら構築する地域連携組織と,愛媛大学国際連携拠点国であるモザンビーク,ネパール,フィリピン,インドネシアで構築する地域連携組織とが連携しながら,国際環境ESDリーダー育成のための「アジア・アフリカ・グローカル・サステナビリティー・コンソーシアム」を構築することを目標としています。カリキュラムは,拠点国の学生がお互いの国を訪問し,地域に出向き環境課題を掘り起こす「越境武者修行型アクション・リサーチプログラム」と解決に導くESD方策についてゼミや講義を通じて取り組む「分野横断型環境ESD課題探求プログラム」とで構成されています。