2023.12.20

環境人間学部生のためのSDGs実践ガイド

 

兵庫県立大学の環境人間学部では「すべての人に豊かな暮らしと環境を」目指しています。これは国連が提唱するSDGsと大きく重なっている目標です。そんな学部の学生だからこそ、SDGsは単に学ぶだけでなく、日々の暮らしの中で実践してほしいという思いから、環境人間学部内のSDGs推進室では、4月に「環境人間学部生のためのSDGs実践ガイド」というリーフレットを発行しました。

SDGsを大学生活の中で実践するための具体的なヒントが多数、掲載されています。「学ぶ」、「行動する」、「活動する」、「研究する」という4つのカテゴリーごとに実践例がまとめられています。

例えば「出かける前の冷蔵庫Check。「手前取り」で防げるフードロス」

「食べられるのに捨ててしまうのは環境にも悪く、もったいないことでもあります。買い物に出かける前に冷蔵庫をチェックするようにすれば無駄遣いを減らせます。店では商品を手前から取ることで賞味期限切れによる食品廃棄を減らせます」

このリーフレットを今年の4月に入学したばかりの新1年生に配布したところ、「行動する」のカテゴリーに記載されている16の行動例の半分程度は、多くの学生がすでに取り組んでいるということでした。4年間の在学期間中にもっと多くの行動を実践していってくれることでしょう。

このようにSDGsの達成に向けて自ら具体的に行動することは、環境問題や人権問題、平和の問題をより深く理解することにもつながるはずです。