2017.10.17

イタリアIULM大の学生らが来学。合同ゼミを実施

 10月3日、本学の協定校であるイタリア・IULM大(International University of Languages and Media)の学生13人と教員が来学しました。

 経済学科教授・後藤和子ゼミとの合同ゼミでは、日本とイタリアの文化や経済などを紹介するプレゼンテーションを行いました。IULM大の学生はイタリアの祭りや観光地、教育システム、ジェスチャーについて、本学の学生は日本の伝統的スポーツ(相撲)やマンガ、ファッション、祭りのときの食事についてそれぞれ英語で発表を行い、日伊両国の文化の違いを理解する良い機会となりました。相撲のプレゼンテーションでは、学生が四股を踏むパフォーマンスもあり、IULM大の学生から拍手喝采が起こるなど、盛り上がりを見せる一幕もありました。

 また、外国語学科教授・西川眞由美ゼミとの合同ゼミでは、名前の付け方(姓名の順序)や食事の際の「いただきます」のあいさつの意味など日本文化の紹介、その根底にある仏教・神道・農耕文化についてのレクチャーがあり、その後学生間で活発な意見交換を行いました。

 IULM大と本学は、高等教育の国際化に向けた協力体制の構築を目的とした包括協定を2015年5月に締結し、経済学部学生らが日本とイタリアを行き来するほか、留学生を受け入れて研究活動の支援を行うなどの交流を行っています。今後も両大学の研究・教育における協力とさらなる国際化を目指し、連携を深めていきます。