2019.07.04

関西医科大学の新プログラムにマッキー・サル セネガル共和国大統領が合意

令和元年6月30日、G20大阪サミット出席のため訪日中のマッキー・サル・セネガル共和国大統領(H. E. Mr. Macky Sall)に関西医科大学のスタッフが接見しました。井上一成氏(元郵政大臣 セネガル名誉領事)のお計らいにより実現しました。セネガルは1960年の独立以来、アフリカで唯一戦争のない平和な国といわれています。

日本の種々の支援のうち、健康にかかわる方面では特にユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)に感謝されていました。これは、すべての人およびすべての地域社会が、 財政の困難に遭うことなく必要な医療保険サービスを受けられることを表しています。セネガルの首都ダカールに近いところにあるシェイク・アンタ・ジョップ大学は60年の歴史のある大学で医学部があり、現在その他4つの医療施設があります。それ以前にも西アフリカでは最初の病院を構えた国で、医療への関心が高いと言えます。母国語はフランス語で、高等教育を希望する人材はフランスへ留学することが多いようです。

関西医科大学 友田幸一(学長)、鈴鹿有子(国際交流センター長)は全権特命大使Mr. ゴルギ・シス氏, さらに厚生大臣のMr. アブドゥレイ・ サール氏らにも接見し、関西医科大学の新しいプログラムである国際大学院大学を説明しました。これはより高度な専門知識を教育するもので、そのbenefitsもたくさんあります。専門教育を受ける機会がないという事情から、このプログラムにはそれぞれが大変興味を持たれたようです。まずは当大学の視察を提案しましたが、先にセネガルへとのご招待の話が出ました。関西医科大学は、「世界に開かれた大学」であることをこれからもアピールしてまいります。

友田学長、井上名誉領事、鈴鹿センター長、セネガル厚生大臣と大使

友田学長、井上名誉領事とマッキー・サル大統領が合意

大統領と接見メンバー