2013.10.11

2013年国際ガールズデーにあたって(国際ガールズデーへの賛同と、国連アカデミック・インパクトのコミットメントの追加)

 10月11日は、国連が制定した「国際ガールズデー(International Day of the Girl Child)」です。本学は、国際ガールズデーへの賛同と、国連アカデミック・インパクトのコミットメントの追加を 表明いたします。
 
 中央大学は、第2回国際ガールズデーを契機にその趣旨に賛同し、次のように、「教育と支援」について継続的な取り組みを行うこと、さらに国連アカデミック・インパクトにおいて、本学がコミットメントする原則を追加することを表明します。 
 

(1)女性の進出が求められる社会分野について、女子学生の学修機会の拡大

 
 本学は、女性の社会進出に分野ごとの偏差があることを認識し、さらなる進出が求められている分野について、重点的な施策、たとえば"WISE"(Women in Science and Engineering, Chuo University)プロジェクト(理工学分野における女子学生の学修機会拡大)等の取り組みを継続的に展開します。 
 

(2)女性が差別や偏見なく教育を受けられる環境の整備

 
 本学は、女性が女性であるが故に教育を受けることが制限されることのないよう、ハラスメント防止啓発を含む環境整備に努めます。また、女性のライフサイクルに合わせた学修を保障するよう、各種の取り組みを継続的に展開します。
 

(3)女性の社会進出の応援

 
 本学は、高等教育機関として、その卒業生・修了生である女性の社会進出を支援する取り組みを継続的に展開します。また、本学の女性同窓団体(女性白門会)や海外同窓団体等との連携により、女性のキャリア形成支援を進めます。
 

(4)世界、とりわけ開発途上国における女子の支援 

 
 本学は、世界とりわけ開発途上国における女子教育を支援するため、これらの国々から女子学生を受け入れるとともに、日本人学生との共同生活を行う国際寮の提供等を通じて、学修のみならず生活環境を整備する取り組みを継続的に展開します。
 

(5)国連アカデミック・インパクトにおけるコミットメント原則の追加 

 
 本学は、国際連合と高等教育機関の共同取り組みである「国連アカデミック・インパクト」(UN Academic Impact)に参加しています。本学は、この機会に「原則 3:性別、人種、宗教、民族を問わず、全ての人に教育の機会を提供する」及び「原則 10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」へのコミットメントを宣言し、上に述べた各種の取り組みを、これらの原則に関わる具体的取り組みとして位置づけ、継続的に発展させます。
 
(*) ステートメントの全文は、こちらをご覧ください。