2013.03.11

水環境に関する国際シンポジウム@中央大学(お知らせ1)

中央大学 第1回 水環境に関する国際シンポジウム
日時:2013年3月22日(金)
場所:中央大学・後楽園キャンパス3号館3F、3300教室
参加:無料
言語:英語
国連アカデミック・インパクト 行事
国際水の協力年、世界水の日 協賛行事
後援 国際連合アカデミック・インパクトUNAI、国際連合広報センターUNIC、国土交通省、東京都建設局、江戸川区、日本水フォーラム、他
開催の趣旨:
 現在、水に関係する巨大災害(津波、高潮、洪水、渇水等)の発生、依然として改善されない、或いは悪化の一途を辿っている水環境・水辺生態系の問題等、世界の水を取り巻く課題は拡大し、複雑化しています。
 中央大学では国際水環境理工学コースを設置し、高度専門職業人としての水環境・水処理技術者の育成及び、世界の学術機関と交流を進めながら、これらの改善に学術的に寄与してきました。同時に、アカデミアからの社会貢献・国際貢献のイニシアチブである国連アカデミック・インパクトの「(原則9)持続可能性を推進する」国際的な貢献とも位置付けて、取組んできたところです。そして、本年3月、この教育プログラムで学んだ第1期生の学生たちが、国際社会に向けて飛び立ちます。
 2013年3月22日は、国連総会で決議された「国際水の協力年」であり「世界水の日」という、人類が水環境に対する課題を強く心に想起すべき日です。そこで、今回、これらの活動をさらに発展させ、国及び地域、そして地球規模における“水”に関わる諸問題とその解決に向けた科学技術の研究成果の発表と討論を行い、さらに地球規模の温暖化影響のもとにおける水災害の適応策を検討する場として、「中央大学第1回水環境に関する国際シンポジウム」を開催することに致しました。
 このシンポジウムでは、東アジア、パシフィックエリアにおいて“水”問題に関して先導的に活動を行っている研究者との対話と討論を通じて、問題の所在を科学・技術的観点から明らかにするとともに、問題解決に向けた近年の世界における活動の成果を中央大学から世界に発信します。そして、2011年3月11日を経験した日本としては看過することのできない巨大災害の実態と復興に向けた取り組みを世界に提示することで、巨大災害に対する備えの重要性を周知していきたいと考えます。