2017.07.26

ベトナムの中高生が本学で日本語・日本文化体験プログラムに参加

 6月27日~7月10日、ベトナムの中高生ら13人が本学を訪れ、日本語・日本文化体験プログラムに参加しました。

 本プログラムは、本学の留学生が奨学金を受けている公益財団法人から依頼を受けたもので、日本留学を視野に入れたベトナムの生徒とその保護者の留学への関心を高め、日本文化の理解促進を目的としています。また、本学学生にとっても、ベトナムの生徒たちとの交流により国際感覚を養うねらいがあります。

 日本語の授業では、日常会話のほか来学したのが七夕の時期であったことから七夕の由来や風習について学んだほか、日本語で短冊に願いを書いて笹に飾りました。また盆踊り体験もあり、初めての浴衣姿に緊張しながら、「河内音頭」や「炭坑節」に合わせて踊りました。新部室棟の茶室で行った茶道体験は、慣れない正座に苦労する生徒もいましたが、初めて味わう抹茶や茶道のマナーなど日本文化の奥深さに触れる機会となったようです。そのほか、校外学習では大阪市中央公会堂や新聞社を見学し、日本の近代建築や新聞の作り方を学びました。本プログラムでは本学の留学生サポーターが盆踊り・茶道体験などで生徒らをアシストし、円滑なプログラムの進行に協力しました。

 参加したベトナムの生徒は日本での充実した日々を振り返り、「短い期間でしたが、貴重な経験ができました。将来ぜひ日本に留学したいです」と語っていました。