2017.07.13

駐日アイルランド大使が「摂南経済ゲストレクチャー」で講義

 6月28日、アン・バリントン駐日アイルランド大使が経済学科の授業「摂南経済ゲストレクチャー」(担当:後藤和子教授)でゲストスピーカーとして講義を行いました。講義は英語で行われ、授業担当の後藤教授が通訳を務めました。 今年はアイルランドが1957年に日本と外交関係を樹立して60年にあたります。バリントン大使は「日本はアイルランドにとって、アジアにおける重要なパートナーです。両国は国際社会において、政治、ビジネス、文化など多岐にわたり協力し合っています」と話しました。

 また、今後のEU(ヨーロッパ連合)との関係や、アイルランドと日本が同一グループで戦う2019年日本開催ラグビーW杯のほか、国際競争力を強化するため医薬品や化学、情報、金融産業を発展させ、積極的に海外直接投資を呼び込むアイルランドの経済活動などについても語りました。講義終了後の質疑応答でバリントン大使は学生と活発な意見交換を行い、「これからも多くの日本の方にアイルランドを知ってほしい」とメッセージを送りました。