2019.12.10

「合同学園祭」でタイ国政府観光庁との協働イベントを開催

 2019112日(土)、3日(日)に追手門学院大学総持寺キャンパスで開催した「合同学園祭 追手門万博~胸ときめく地域文化をデザインする~」において、追手門学院大学生がタイコンケーンの企業・大学・政府機関と協働し立案した観光プランのPRイベントを「タイ体験~みタイ? しりタイ? やってみタイ?~」と題し、タイ国政府観光庁協賛のもと実施した。
 同学園祭は、「大阪万博」と「SDGs」をテーマに開催され、各模擬店・イベントはどれもSDGsに関連した取り組みとなった。

 

 本イベントは、「タイ国際協力プログラム」という海外研修の研修成果に基づいており、SDGsの目標8.9「雇用創出、地方の文化振興・産品販促につながる持続可能な観光業を促進するための政策を立案し実施する」に対応している。
 
タイ国際協力プログラムとは、タイという異文化の環境下で、日本が途上国に貢献する意味・意義を「国際協力」と「ビジネス」の視点から捉え、問題・課題解決能力を養う地域参画型プログラムである。本プログラムの舞台となっているタイ東北地方の主要都市コンケーンは、ASEAN地域のハブ都市として近年発展が進んでおり、発展に伴いより多くのインバウンドを増やしたいという街のニーズがある。一方で、タイ国内の他主要観光都市と比べ、観光資源が非常に乏しいことが問題となっている。このニーズと問題を解決するべく、本プログラムの参加者は、現地でホームステイ・ファームステイを通し観光資源を調査し、現地大学生とのディスカッション等を通して観光誘致案(観光プラン)を企画するものである。
 
2日間延べ300名以上の来場者がイベントを通してコンケーンの伝統文化などを体験し、コンケーンの魅力に触れていただいた。また、本イベントを通し、本学の学生は来場者の国際市民としての意識を高めることに寄与することができた。