2021.11.16

中央大学・四川大学合同チームが「世界遺産都市・都江堰・林盤保全設計最優秀賞」を受賞~中国四川省・都江堰市・公園都市構想ワークショップ(2019年9月2-7日)報告(研究開発機構グリーンインフラ研究室機構教授 石川幹子)

中国四川省は中国西南部に位置し、北は青海省、甘粛省、東は重慶、南は雲南省、西はチベット高原へ続き、人口8000万人を擁し、古くから様ざまの民族が交流する文化の拠点として栄えてきました。2008年5月12日、龍門山脈を震源とする「四川汶川(ぶんせん)大地震」が発生し、6万5千人の方々がなくなられ、世界遺産都市都江堰市(とこうえんし)を始め、多くの都市が壊滅しました。中央大学理工学部では、被災直後より、復興グランドデザインの提案を行い、継続的な支援活動を展開してきました。

9月2-7日、双方の学生、大学院生が都江堰市で、都江堰市との協力のもとに、現地調査を踏まえた、「悠久の歴史に学ぶ、水・人間環境と都市農村ヴィジョン」に関する調査を行い、発表を行いました。提案は高く評価され、都江堰市より、優秀賞を贈呈していただきました。国際的視野で、深く学ぶ機会となりました。

この成果は提案書としてまとめ、都江堰市に提出の予定です。草の根・日中友好を継続していきます。

※詳しくは本学ホームページをご覧ください。