2021.11.16
オープンカレッジ:クレセント・アカデミー オープン・カレッジ「ICTは国家法を破壊するか-ブロックチェーンと通貨と法ー」
中央大学クレセント・アカデミーでは下記の無料公開講座を開催しました。
2019年度 開講記念公開講座 「ICTは国家法を破壊するか-ブロックチェーンと通貨と法ー」
講師 中央大学法科大学院教授、中央大学クレセント・アカデミー所長 佐藤 信行
日時:2019年4月6日(土) 11時~12時半(10時半開場)
場所:中央大学後楽園キャンパス 5号館 5533号室(約200名入場可)
◆講演内容◆
20世紀末のインターネット登場以来、ICT(コンピュータと通信の技術融合)は、世界を大きく変えつつあります。ICTには、多くの特徴がありますが、そこには、既存の国家法の仕組みを揺るがすものも含まれています。
そもそも、私たちの法システムは、自由意思をもつ「人」の存在を前提として、その活動を国家法が規制するという枠組みを採用していますが、ICTの高度化は、この双方に大きな問いを投げかけているのです。「人と同じく考える」コンピュータは、まだ登場していないものの、「人が考えているのと同じように振る舞う」コンピュータは既に実用化されており、「人」の概念を揺るがしはじめています。またコンピュータのネットワークは、国境を簡単に越え、国家法による規制を無力化しています。
この講座では、ブロックチェーンを例として、ICTが法に与えるインパクト検討します。国家法はICT社会を生き残れるのか、ご一緒に考えてみましょう。
※詳しくは本学ホームページをご覧ください。
最近の記事
-
2022.12.15
経済学部教授 佐々木創が、国連環境計画(UNEP)等主催のサイド・イベントにおいて招聘され、AIを利用した世界の廃プラ政策動向について報告しました。 -
2022.12.01
中央大学×環境省で、ESG金融についての特別公開講義が行われました -
2022.12.01
中央大学SDGsアクションプランアワード2022本審査を開催します -
2022.10.07
中央大学SDGsアクションプランアワードの一次審査結果について -
2022.06.07
【参加者募集】中央大学SDGsアクションプランアワード2022開催