2015.05.27

国連が提唱する世界的な取組み「国連グローバル・コンパクト」に加盟しました

2015年5月20日、本学は国連が提唱し、持続可能な成長の実現を目指す世界的な取組み「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名、加盟しました。人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止に関わる10の原則に賛同するトップ自らのコミットメントのもとに、その実現に向けて努力を継続していきます。

本学では2014年6月より、国連と世界各国の高等教育機関とのパートナーシップを結ぶ取組み「国連アカデミック・インパクト」に参加していますが、このたびのUNGCへの参加により、持続可能な開発に求められる教育研究の深化およびUNGC参加企業・団体との産学連携や大学間連携を推進していきます。

 

国連グローバル・コンパクトとは

1999年の世界経済フォーラム(ダボス会議)でコフィー・アナン国連事務総長(当時)が提唱し、潘基文現国連事務総長も支持を表明しているイニシアティブです。企業を中心にさまざまな団体が、責任ある創造的なリーダーシップを発揮することによって社会の良き一員として行動し、持続可能な成長を実現するための世界的な枠組みづくりに自発的に参加することが期待されています。

 

2000年7月、ニューヨークの国連本部で正式に発足し、2004年6月のGCリーダーズ・サミットにおいて腐敗防止に関する原則が追加されました。現在では世界約145カ国で1万を超える団体(そのうち企業が約7,000)が署名し、「人権」・「労働」・「環境」・「腐敗防止」の4分野・10原則を軸に活動を展開しています。