2021.05.19

大妻女子大学について


大妻女子大学は2021年4月、「国連アカデミックインパクト」の参加校として認定されました。女子大学としては、津田塾大学や福岡女学院大学などに続く、5校目の国連アカデミックインパクト参加校となりました。裁縫の技術を伝え女性の手に職をつけさせることを目的に、1908年に設立された本学は、21世紀の今、グローバルな視野を持ち中核的な指導的役割を果たすことができる自立した専門的職業人女性の育成を目標に掲げています。

本学は国連アカデミックインパクトが掲げる10の普遍的な国連原則のうち、以下の6原則を支持します。
原則4:高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
原則5:世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
原則6:人々の国際市民としての意識を高める
原則8:貧困問題に取り組む
原則9:持続可能性を推進する
原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く

本学では国連アカデミックインパクト参加以前より、これら6原則と主旨を等しくするような教育、研究活動は、全学レベルで多く行われていました。今後は国連アカデミックインパクト参加校として意識を高め、本学の特徴・本学生の良さを最大限に引き出すことができる取り組みを、国内外に広く発信していきたいと考えています。

国連アカデミックインパクト参加が、より多くの学生にとってグローバルな視野を持つきっかけとなるよう、さまざまな取り組みを実施していきます。海外への学生派遣、外国人留学生の受け入れだけでなく、日本にいても可能な国際交流活動の促進など、社会貢献と国際交流を重視した活動を進めていきます。大学主体の取り組みの例は、日本UNHCR協会による講演や大学における多様性シンポジウムなど、学生主体の取り組みの例は、Table For Two、Meals 4 Refugeesや、海外の大学生とのオンライン交流会などを企画しています。国際社会のみならず、自らが置かれた日本社会にも貢献していく事が、大妻女子大学の国連アカデミックインパクトに参加した意義になります。

大妻女子大学

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