2022.03.31

総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻がリアルタイムマスキング処理を活用したオンライン臨床実習を実施

本学 地域保健学域 総合リハビリテーション学類 理学療法学専攻では、COVID-19感染症拡大に伴い、臨床実習教育の受け入れが困難になるケースが発生したため、本学の特徴的な取り組みである「在宅での理学療法を臨床現場で学ぶ地域理学療法臨床実習」に新たな対策が求められました。

そこで、リアルタイムモザイクを活用した新しいオンライン臨床実習に取り組みました。理学療法学専攻4年生のうち、臨床グループ(15名)は訪問型理学療法へ同行し、オンライングループ(8名)は双方向性オンライン学習(マスキング動画を用いた臨床症例検討含む)を5日間実施しました。

臨床グループの学生は、訪問型理学療法中の対象者さんの自宅内での基本動作や自宅玄関や屋外や職場内などでの歩行の様子を動作観察しました。一方、オンライングループでは、対象者さんのお顔にマスキング処理をして個人情報を匿名化した動画を、自宅からZoomの画面上で動作観察しました。同時に実習指導者の担当理学療法士が学生に解説を行い実習指導者と学生で質疑応答を活発に行うことで、臨場感のある学びの機会になりました。

詳細は以下のWebサイトからご覧ください。

https://www.osakafu-u.ac.jp/news/nws20220210_2/