2018.10.19
長岡技術科学大学はSDGs広報担当の学長補佐を任命しました
長岡技術科学大学は、2018年10月1日付けでSDGs広報担当の学長補佐を設置し、同日付けで基盤共通教育部の高橋綾子准教授を任命しました。「SDGs広報担当学長補佐」ポストの設置は、本学が調査した限りでは全国の大学で初となります。
持続可能な開発目標(SDGs)は2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no alone)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、本学としても早くから積極的に取り組んでいます。
学長の東信彦自身も、雪氷物性計測・氷床コア解析の専門家として以前から自然と工学の共存を謳い実行しており、世界的な目標であるSDGsは、まさに大学が一丸となって取組み、継続的に行っていくべきものだという認識を全学で共有しております。
大学は社会の中において信頼できるステークスホルダーとしての地位を持ち、その信頼は教育の成果と社会への貢献の伝統に基づいています。社会は我々大学に分野横断的な対話やパートナーシップを通じて地球規模の課題解決のために貢献する責務を与え続けています。これに応え、本学は、タイムリーかつ適切な教育の提供を通じ、我々に信頼を与える社会に対しSDGsの重要性を広く唱えることを選択し、SDGs広報担当の学長補佐を置くこととしました。
この度、学長補佐に任命した高橋綾子准教授の研究の一つに、アメリカの自然詩人であるゲーリー・スナイダー氏の研究があります。自然と密着したゲーリー・スナイダー氏の考えと今回のSDGsの取組が通ずるものがあるのではないかと考えております。
本学は、今後、定例記者会見やプレスリリース等で研究成果等の発表を行う際には関連しているSDGsゴールを明示する、SNSやWeb上で活動を発信するなど、SDGsに関する活動について積極的に発信して参ります。
○長岡技術科学大学におけるSDGsの取組について【大学ホームページ】
http://www.nagaokaut.ac.jp/j/annai/nut_sdg.html
○長岡技術科学大学における主なSDGsの取組
・国連アカデミック・インパクトへの参加承認
・「技学SDGインスティテュート」がユネスコチェアプログラムに認定
・科学技術振興機構主催のサイエンスアゴラ2017に出展(SDGs教育教材の開発)
・SDGsにフォーカスした国際会議STI-Gigakuの開催
・エネルギー分野のイノベーションによる地方活性化に関する国際会議(ISLife)の開催
・全学FDプログラムとしてSDGs説明会を開催
・SDGs教育教材の提供
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