2018.01.16

関西大学について

 関西大学は、13学部13研究科3専門職大学院と留学生別科を擁する総合大学として大きな発展を遂げ、2016年11月に創立130周年の節目を迎えました。長い歴史を振り返ると、私達の先人は困難を懸命に乗り越えて、今見る本学の形に学園を発展させ、私達に残し伝えてくれています。そのことを想い起こし、理想と現実を踏まえつつ、私達の将来を切り拓く試みを、今一度、勇気をもって始める必要があります。まさに今、さらなる改革が求められているのです。
 本学が、燃えさかる「知のたいまつ」を、150周年そして200周年へと、誇りをもって後に続く世代に引き継いでいくために、今こそ全学の衆知を集め、取り組むべき改革の具体像を構想し、勇気をもって着実に実行していかねばなりません。
 改革の具体像を練り上げるための観点は、「研究、教育、社会連携、国際活動」にあります。まずは、「研究と教育」の面で内的充実をはかり、そして、「社会連携と国際活動」を通じて社会、地域、国際舞台といった大学の外側の世界と本学とのつながりを、太くしっかりと築き上げることが、本学に与えられた使命と役割を果たし、豊かな将来を拓くことになる重要な鍵となります。

 国連アカデミック・インパクトへの加盟を機として、国連と連携し、社会の成長に寄与する活動を積極的に展開いたします。