2017.06.29

「世界の課題に挑む -外交・国際公務員キャリア開発」を開催

6月5日(月)、前国連大使・吉川元偉特別招聘教授の「国際関係学特別研究」の授業で、「国連アカデミック・インパクト公開イベント:世界の課題に挑む -外交・国際公務員キャリア開発」と題した、パネル討論が行なわれました。

冒頭より会場の学生から質問を受ける形で始まったパネル討論には、吉川特別招聘教授のほか、ゲストスピーカーとして、高瀬千賀子氏(国連地域開発研究センター所長)、山崎節子氏(国連開発計画・前カンボジア事務所長)、野口侑里氏(外務省国際協力局気候変動課、本学同窓生2015年卒業)が参加しました。

学生からの、仕事で最も困難だった経験、仕事への姿勢、国際機関で働くために必要な言語能力などについての質問に、パネルスピーカーからは「仕事は困難へのチャレンジの連続。なので、そのチャレンジを楽しむ姿勢が非常に大切」、「英語が必要だが、それだけでは十分ではない。さまざまな国の人とコミュニケーションするにあたっては、その国の言葉や文化を学ぼうとする姿勢が距離を近づけ、円滑な対話を促す」などと、回答がありました。