2012.09.02

赤阪清隆氏(前・国連事務次長) 中央大学・後楽園キャンパスを訪問

赤阪清隆氏(前・国連事務次長) 中央大学・後楽園キャンパスを訪問

 8月21日(火)に、前・国連事務次長の赤阪清隆氏(現・公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長)が、本学後楽園キャンパスを訪問されました。

 赤阪氏は、福原紀彦総長・学長、加藤俊一副学長、若林茂則副学長との懇談の中で、本年6月にブラジル・リオデジャネイロで開催された「リオ+20、国連持続可能な発展に関する国際会議(Rio+20, United Nations Conference on Sustainable Development)」の成果について、「『持続可能な発展』が単なるスローガンから、今後の10年、20年単位で世界の人々・企業・コミュニティ・政府が取組むべき具体的な活動の指標となった」ことを強調され、特に、本学が国連アカデミック・インパクトの一環として進めている「国際的な水環境の持続可能性についての取組み」の重要性とその可能性への期待を述べられました。

 懇談ののち、同取り組みを進めている理工学研究科・国際水環境副専攻の研究室を訪問され、大平一典特任教授兼総括コーディネーターや、夏休み中にも熱心に研究・学習に励んでいる学生・留学生とも懇談する機会を得ました。「一人ひとりが、国際的な水環境の持続可能性の重要さをよく理解して、この分野のリーダーとなって次の時代・社会を作ってもらいたい」との熱いメッセージをいただきました。
 学生からは、「スゴく刺激を受けた」「水のことを大変ご理解を頂いていて、心強い応援を頂いていると感じた」「今後の研究活動の大きな原動力の1つになりました」「より一層、アジアのこと、世界のことを考えながら研究に取り組んでいきたい」などの感想を話していました。

 また、後楽園ITセンターも訪問され、職員・スタッフに対して、本学が日本国内の情報のハブの役割を果たしている「国連アカデミック・インパクトのポータルサイト」の運営などについて、謝意を述べられました。また、今後は、日本と世界を結ぶハブとしての役割も強化されたいとの重要なアドバイスもいただきました。

(参考サイト)
フォーリンプレスセンタージャパン
http://fpcj.jp/

中央大学関連ページ
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/iwee/index_j.html
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/unai/index_j.html
http://www.chuo-u.ac.jp/chuo-u/news/contents_j.html?suffix=k&mode=top&topics=17773