2012.02.03
グローバルセミナー東北 「震災復興と生態適応 ~国連生物多様性の10年とRIO+20に向けて~」(2012年2月16-17日)
3 月11 日に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けた地域の復興は今、国際的な関心事となっています。津波から人命を守る防潮堤の早期復元、インフラの整備、復興住宅の建設など、まちづくり計画が急ピッチで進められていますが、そこに住む人々の願いは「営みの復興」にあります。世界有数の漁場および農地を保有する東北地域の豊かさは生物多様性により支えられてきました。その回復を促すことが、より確かで持続可能な復興には欠かせません。またこれらの自然の恩恵による歴史的、文化的価値は大きく、この地域の人々の暮らしと街づくりの根幹となっていました。
そこで本セミナーではスウェーデンを環境先進国へと導いた立役者の一人であるTorbjörn Lahti 氏から持続可能な復興の原則についてお話いただき、生態系の力を活かした自然との共生と震災復興について考えます。
最近の記事
-
2021.11.16
東北大学グリーンゴールズ宣言 SDGs教育キックオフ記念講演会を開催しました -
2021.11.05
東北大学グリーンゴールズ宣言 SDGs教育キックオフ記念講演会~SDGs入門特別講義~(2021年11月12日) -
2017.03.09
国連開発計画(UNDP)、東北大学災害科学国際研究所、富士通が巨大自然災害の被害低減を目指した共同プロジェクトを開始 -
2016.12.08
附属図書館 日本の国連加盟60周年展示「日本と国連の歩み」~東北から世界を変えよう~(2016年12月12日〜) -
2015.03.20
東北大学復興シンポジウム 東北大学からのメッセージ ~震災の教訓を未来に紡ぐ~を開催しました(2015年3月15日)