2018.11.01

大阪府立大学について

大阪府立大学は、大阪府南部に位置する日本で最大規模を誇る公立大学であり、現代システム科学域、工学域、生命環境科学域、地域保健学域の4つの学域および7研究科を設置する高度研究型大学です。

本学では、基本理念として「高度研究型大学 ―世界に翔く地域の信頼拠点―」を掲げ、大学の構成員すべてが世界水準の研究を目指す高い志を持ちつつ、社会の牽引役となる有為な人材を、高度な研究の場を通して教育し、輩出する大学であることを使命としています。

また、本学は、国連アカデミック・インパクト10原則の全てに関し、教育・研究・社会貢献のそれぞれの分野で活動を行っていますが、特に「世界各国の高等教育制度において、能力を育成する」(原則5)、「人々の国際市民としての意識を高める」(原則6)、「持続可能性を推進する」(原則9)、「異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」(原則10)について、重点的に取り組んでいます。

これまでの代表的な取り組み例としては、SDGsに対応した教育カリキュラムを備えた持続可能な社会の創造を理念に据える「現代システム科学域」の設置(2012年)や、持続可能な開発のための教育(ESD)に関連する諸団体の中心的役割への関与、本学の構成員や地域社会、諸外国の人々が国際的な経験や思考を培うための環境整備や支援制度の導入などが挙げられます。

本学は、このような教育・研究・社会貢献の取り組みを通じて、持続可能な社会への貢献(SDGsへの取り組み)及び大学のグローバル化をより一層進めてまいります。