2024.02.02

学科またぐ10人が台湾科技大学でPBLと文化を体験

国立台湾科技大学(Taiwan Tech)化学工学科の招きで8月4日から9日、本学学生10人がPBLや台湾文化を体験しました。Taiwan Techの学生19人が中心となってプログラムを企画し、ほかに芝浦工業大学5人、インドネシアのウィドヤ・マンダラ・カトリック大学2人、スラバヤ工科大学2人、ガジャマダ大学1人、総勢39人の学生が参加しました。

同大学化学工学科とのPBLは2019年度まで応用化学科が実施してきましたが、今回は過去3年間のコロナ禍で渡航機会を奪われ、既定のプログラムに参加できなかった学生を対象に、海外学生との交流やPBLを体験する機会を提供しようと、所属学科・学年の垣根を越えて希望者を募り、都市デザイン工、建築、応用化、生命工、データサイエンス、知的財産の6学科から参加がありました。

PBLのテーマは、「Net Zero Carbon Reduction Technology」。2015年にパリ協定で採択された地球の気温上昇を産業革命以前の水準から1.5度抑えることを目標とする「カーボンゼロミッション」を達成するためにどのようなアプローチが可能か、日本、台湾、インドネシアの混成各チームが協働により、10分間のプレゼンテーション動画を作成し、成果発表しました。

プログラム期間中は、台湾電力展示館(Taipower Exhibit Center)や野柳地質公園(Yehli Geopark)、平溪老街(Pingxi Old Street)、国立故宮博物院(National Palace Museum)などの文化体験もあり、参加学生同士の親ぼくを深めました。

参加学生の一人、髙橋彪さん(応用化学科4年)は、「世界にはこんなに優しい人がいるということを台湾で知れて、これからは人に優しくいきたいと思いました。また、何事にも挑戦することが大切だと思いました。」と話しています。

指導教員:
大阪工業大学
・応用学科 下村修教授
国立台湾科技大学
・化学工学科 何郡軒教授; 王孟菊教授; 邱昱誠教授; 高夢瑤教授; 劉志成教授

関連リンク

https://www.ntust.edu.tw/