2018.06.13
全学FDプログラムとしてSDGs説明会を開催しました (2018.6.13)
長岡技術科学大学は6月13日、全学FDプログラムとしてSDGs説明会を開催しました。
本学は本説明会を大学の全教職員が教育能力を高め、教職員として求められる素養を身に着けるためのFD(Faculty Development)活動として位置づけ、特に新任教員を中心に、多数の教職員の参加がありました。
はじめに、鎌土重晴理事・副学長から、本学がユネスコチェアプログラムに申請した「技学SDGインスティテュート(GIGAKU SDG Institute)」が「UNESCO Chair on Engineering Education for Sustainable Development」として認定され、教職員がSDGsに対する理解を深め、一層の取組を行う必要がある旨講話があり、続いて、教育方法開発センター長の市坪誠教授から、国連広報センターから提供いただいた資料等をもとに、SDGsの基礎から各界における活用状況まで広く説明がありました。
市坪センター長からは、SDGsがWBCSDのCEO向けガイドやSDGsコンパス、ESG投資等により、今やビジネスにおける世界的な常識となっている潮流や、SDGsに対する取組にやや遅れが見られた我が国においても、ジャパンSDGsアワードの制定等、政府が国を挙げて推進していることについて説明があり、北海道下川町や岡山大学の好取組事例について紹介がありました。
また、SDGs教育を活動目的として明確化した技学イノベーション推進センターの設置(2013年9月)、SDGsと地域課題をブリッジする国際会議STI-Gigakuの開催(2017年1月・10月)、国連アカデミック・インパクト参加(2017年9月)、親子向けの「SDGs教育ゲーム」によるサイエンスアゴラ出展とサイエンスアゴラ賞の受賞(2017年11月)等の本学の取組について説明があり、今後は、全ての教職員・学生がSDGsを一層意識した活動を行うこと、取組を戦略的にアピールし活用していくことの必要性について説明がありました。
最後に、東信彦学長から、今後は研究プロジェクトの申請において、どのSDGsの達成をゴールとしたものかが求められるとして、教職員がSDGsに強い意識を持ち、自らの教育研究がどのSDGsに関係するものか認識する必要がある旨講話がありました。
本学は、本説明会を機にSDGsの達成に向けた意識を高め、より積極的な取組を行って参ります。
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