2017.04.07

国際基督教大学について

国際基督教大学(International Christian University)は、キリスト教の精神にもとづき、『国際的社会人としての教養をもって、神と人とに奉仕する有為の人材を養成し、恒久平和の確立に資すること』を目的として、1953年に献学された日本で初めての教養学部一学部大学(College of Liberal Arts)です。同年4月29日に行われた最初の入学式では、新入生一人ひとりが紹介され、大学の目的と理想を実現するため、「世界人権宣言」の原則に立って生活すること記した「学生宣誓」に署名し、この伝統は今でも続いています。

教養学部は、日本語と英語のバイリンガリズムを徹底し、約30の専修分野の学びを深めると同時に、分野を超えたつながりに目を拓いていくことを重視し、大学院は学部のリベラルアーツ教育を基礎に、学際的な研究の深化を目指しています。

学部、大学院とも、少人数制を堅持し、双方向的で参加型の授業・アドヴァイザー制度・オフィスアワー・チュートリアル等を通して、学生は主体的に学び、教職員は学生が自己の可能性を最大限に開発していく過程を支援しています。多様な背景を持つ構成員がともに学び働くキャンパスでは、一人ひとりが互いの違いに気付き、自分とは異なる他者を理解し、それによりあらためて自己認識を深め、互いにつながっていきます。