2019.02.07

大阪工業大学の紹介

 大阪工業大学は、1922年創設の「関西工学専修学校」が起源です。当時の大阪は「大大阪」と呼ばれ、商業・紡績・鉄鋼などの産業が栄え、人口も増加するなど、急速に近代化・工業化が進んでいました。しかし、都市開発や近代建築を手掛ける技術者は圧倒的に不足しており、その解決は当時の喫緊の課題の一つでした。そんな中、技術者育成に名乗りを上げたのが本学園の前身となる「関西工学専修学校」でした。
 以来90余年、産業の発展に即戦力として活躍できる人材を輩出することに情熱を傾け続け、2022年には学園創立100周年を迎えます。時代に応じた即戦力たるフィールド・スペシャリストを輩出する教育機関としての実績は、本学園の建学の精神「世のため、人のため、地域のため、理論に裏付けられた実践的技術をもち、現場で活躍できる専門職業人を育成する」を体現し続けている成果と言えます。
 本学は現在、工学部、ロボティクス&デザイン工学部、情報科学部、知的財産学部の4学部16学科、大学院博士課程3研究科、知的財産専門職大学院を擁する理工系総合大学となりました。時代の変化に柔軟に対応しながら建学の精神を貫き、さらなる歩みを進めています。
 今後は、「グローバルに活躍できる理工系人材の育成」にもより一層注力していきます。そこで、このたびの国連アカデミックインパクト加盟にあたっては、【原則9:持続可能性を推進する】【原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く】に則った取り組みを中心に諸活動を展開していきます。