2019.09.21

日本福祉大学について

日本福祉大学は、愛知県知多半島に位置し、「日本で最初の福祉大学」として1957年に設立されました。

社会福祉学部、教育・心理学部(※名称変更2020.4~)、スポーツ科学部、健康科学部、経済学部、国際福祉開発学部、看護学部、福祉経営学部(通信教育)の8学部、社会福祉学研究科、国際社会開発研究科(通信教育)を含む5大学院からなる「ふくし(※1)の総合大学」として、「万人の福祉のために、真実と慈愛と献身を」を教育標語にこれからのふくし社会を担う人材育成に取り組んでいます。

※1)ふくしとは…「ふ」つうの「く」らしの「し」あわせ

 

国連アカデミック・インパクトの10原則のうち、原則1234568910を推進しておりますが、この度の加盟を機に、より一層、国連システムとの連携を深め、国連の諸原則等の課題解決に資する活動を推進し、さらなる貢献を目指してまいります。

 

日本福祉大学は、「建学の精神」のもと「地域に根ざし、世界を目ざす『ふくしの総合大学』」を基軸として、

課題解決には、地域フィールドを舞台に所属・職種を越えて連携し知恵を出し合う力が必要との理念から、全学部を挙げて「多職種連携教育」と「地域連携教育」に取り組んでいます。多職種連携教育とは、専門職・職業人として多くの職種の人々と連携していく力を育むことであり、医学部を有する他大学と合同授業を開催するなど多様な専門性を持った学生と交流しながら学ぶことによって、実際の社会で求められるチームワーク力、コミュニケーション力、課題解決力などを修得していきます。地域連携教育とは、地域社会に関心を持ち、問題を認識し、その解決に向けて自らが主体的に取り組んでいける「市民性」を育むこと。地域連携教育が育む市民性と、学部教育が育む専門性を基礎とし、多職種連携教育によって広い視野と「つながる力」を身につけていくことが同学の目指す連携教育です。持続可能な仕組みで行われるこの取り組みは、教職員・学生・地域住民のすべてが協働し、市民力・発見力・率先力・解決力を備えた「ふくし社会」を担う人材を育成し「ふくし・マイスター」として認定しております。

 

また、日本福祉大学では、「国際化ビジョン」を策定し、基本方針に「多文化を理解し世界に貢献する人材の養成」「国際性と広い視野を身につけるための教育改革」「さまざまな組織と連携した地域社会のグローバル化への貢献」を掲げ、世界各国に協定校・協力校・連携機関を有し、教育・研究にて連携しております。

各学部の学生においては、海外でのフィールドワークやワールドユースミーティングなどに積極的に参加することで、グローバル化に対応した伝える力・見据える力・関わる力・共感する力を継続的に養っています。

さらに日本語教育センターを開設し、主に外国人留学生への日本語・日本文化教育、日本語教員をめざす学生への教育支援、グローバル化する地域と連携した日本語・日本文化教育などを推進しております。

 

今後も教育・研究・社会貢献・自治体連携の各側面における更なる発展にむけて、国連SDGsとも関連付けながら、歩み続けていきます。