2012.11.20
英語を学び、国連を学ぶ
モバイル端末で、英語を、そしてその過程で国連についても学ぶことができるようになります。国連アカデミック・インパクト(UNAI)は、第二言語として英語を学ぶ(ESL)ためのモバイル・アプリケーションを開発するため、米国のラトガース大学との共同作業に着手しました。国連言語コミュニケーション・プログラム(UN Language and Communications Programme)教員の支援を得て、ラトガース予備校の上級者向けソフトウェアデザインコース(Rutgers Prep Advanced Software Design course)によって開発されており、このアプリケーションは、iPhone、iPad、アンドロイド携帯、タブレット端末で使用できる予定です。
これまで2か月間にわたって、パブリト・レイク(Pablito Lake)氏率いる当コースの学生たちは、UNAIのチームとパット・ダッフィー(Pat Duffy)氏とともに、密に作業を進めてきました。開発中のアプリケーションは、世界中どこでも使える英語学習のサポートのためのものです。プログラムに組み込まれている基本的教材は国連の内容を扱っているので、国連のはたらきと活動についても学ぶことができます。たとえば、学生たちは「国連」の理念がどのようにして生まれたのか、国連の「ミッション」、国連平和維持やミレニアム開発目標(MDGs)について学ぶことができます。アプリは補助音声と映像つきのレッスン・シリーズとなる予定です。(http://www.unepd.info/)ユーザーの経験をさらに高めるため、クイズやゲームも組み込まれます。
ラトガース予備校は、Rutgers University Center for Global Advancement and International Affairsと共同し、iPhoneとiPad用アプリは2013年1月18日、アンドロイド版は同年3月7日の公開を目指しています。
<出典:United Nations Academic Impact Newsletter November 2012>
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