2015.10.14

【申込〆切10/20】国連デー 国連創設70周年記念特別講演会「「国連の新しい役割とは?」―世界の「持続可能な発展」を求めて、安保から開発へ」

東京外国語大学は、国連デーを記念し、国連創設70周年記念特別講演会「「国連の新しい役割とは?」―世界の「持続可能な発展」を求めて、安保から開発へ」を開催します。参加にはお申し込みが必要です(申込期限:10月20日)。

テーマ     「国連の新しい役割とは?」―世界の「持続可能な発展」を求めて、安保から開発へ」
 
日時      平成27年10月24日(土)14:00-15:30(受付開始:13:30)
場所      日経セミナールーム1(〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7 日経ビル6階)
 
講師      明治学院大学教授  原田 勝広(はらだ かつひろ)氏
講演テーマ   「国連の新しい役割とは?」―世界の「持続可能な発展」を求めて、 安保から開発へ
講演概要
東西の冷戦構造が崩壊したことで、「国連の時代」が声高に叫ばれたのは1990年代。あれから20年。常任理事国への期待とともに高まった国連ユーフォリアは(国連信仰)は次第に国連フォビア(国連嫌悪)に席を譲りつつあるように見える。確かに、安全保障理事会が機能し始め、多くの民族紛争、宗教紛争の現場にPKO(平和維持部隊)を派遣したものの、ソマリアなどでその限界を露呈し、国連の信用は地に落ちた。しかし、非軍事的な分野では国連はこれまでにない重要な役割を果たしている。2000年のミレニアム前後にスタートしたMDGs(ミレニアム開発目標)と国連グローバルコンパクトは環境、貧困、教育など世界が直面する地球規模課題に、民間セクター(企業、NGO)の力を取り込む、新たなグローバル・ガバナンスのあり方を提唱し、着実に効果を上げつつある。こうした国連の新しい役割は今後もますます重要性を増すと思われるが、軍事的には、あまり貢献の余地がない日本にとしては、むしろ、歓迎すべき方向である。世界の各国が直面する経済・社会的問題に、国連を通して日本の企業、技術、仕組みがどんな貢献ができるか模索する時代になっている。

主催      東京外国語大学社会・国際貢献情報センター
申込締切    平成27年10月20日(火)
お申し込みは、E-mailまたはFAXにてご連絡お願いします。
詳細・お申込フォーム
http://www.tufs.ac.jp/150918_6.pdf