2016.05.02
2016年度 第17回 高校生エッセー・コンテスト- ジェンダーの平等を訴えたエマ・ワトソンに手紙を書こう
映画「ハリー・ポッター」シリーズで知られるイギリスの女優エマ・ワトソンは2014年、「UN Women(ジェンダー平等と女性エンパワーメントのための国連機関)」親善大使に任命されました。エマ・ワトソンは、同年9月、ジェンダーの平等を訴えるキャンペーンのため、国連本部で演説を行いました。権利や機会はジェンダーに関係なく、平等に与えられるべきであると、彼女は自身の体験も交えながら力強く訴えました。また、ジェンダー平等社会の実現に向けて、男性も女性も、ともに 行動を起こすよう呼びかけています。(演説はUN Womenのサイトで閲覧できます。 "Gender equality is your issue to" http://www.unwomen.org/en/news/stories/2014/9/emma-watson-gender-equality-is-your-issue-too)
津田塾大学の前身である女子英学塾は、1900年に開校しました。エマ・ワトソンの演説の100年以上も前の話です。当時の日本では、女子に高 等教育など必要ないと思われていましたが、創立者・津田梅子は「男性と協力して対等に力を発揮できる、自立した女性の育成」を願い、女子のための学校を 作ったのでした。以来、津田塾大学は女性の地位向上とエンパワーメントを掲げ、これまで3万人を超える女性を世に送り出してきました。
21世紀を生きる高校生のみなさんが、ジェンダーの平等をどのように考えるか。いまなお「女だから」「男のくせに」といった不自由があるでしょうか。最近では性的少数者(LGBT)の人権問題にも目が向けられるようになってきました。国連本部で行った演説を読み、思うこと、考えることをエマ・ワトソンへの手紙形式のエッセーにして送ってください。詳細な応募要項は津田塾大学のウェブサイトにてご確認ください。
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