2014.04.22

「特別講座(海外研修)」の下見に行ってきました

 国連アカデミック・インパクトの「原則6:人々の国際市民としての意識を高める」、「原則8:貧困問題に取り組む」、「原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く」を促進することをめざし、今夏にフィリピンでの海外研修を実施する予定です。そのため、春休み中に海外研修担当教員が下見に行ってきました。

 今回の下見で訪問したのは、フィリピンのマニラ郊外にあるパヤタス地区。この地区には大規模なダンプ・サイト(ゴミ山)があり、このゴミ山で換金可能な物などを集め生計を立てている人たちが多く住んでいます。今回の下見では、この地域で支援活動を行っているNGO主催の「現地体験プログラム」に参加してきました。家庭訪問、仕事体験などを通して現地の住民と直接触れ合い、そこで生まれた疑問や気付きを共有し、意見交換を行うというプログラムで、とても多くのことを感じ、学ぶことができました。今年の夏に実施する海外研修でもこのプログラムに参加する予定で、海外研修に参加する学生たちも、きっと多くのことを感じ、学んでくれることでしょう。

 この「現地体験プログラム」の他にも、3か所の福祉施設を訪問し、視察・講義の受講・交流等を行う予定です。