2016.03.25

「国際地雷デー」 に、 映像で考える「国際地雷デー」~地雷のない世界を目指して~ が開催されました  

立教大学、国連広報センター共催で

4月4日の「国際地雷デー」に合わせて、ドキュメンタリー映像とパネル

ディスカッションを通じて地雷の問題を訴えるイベントが、立教大学池袋

キャンパスで、行われました。

「映像から考える、地雷のない世界」 国連広報センターと立教大学の主催で

AARが作成した地雷回避教育用の短編映画からのワンシーンが当日

放映されました。

上映されたドキュメンタリー映画は、カンボジアの地雷原で活躍する日本人と

カンボジア人地雷処理隊員の日常に密着した『ワンダーランド』(重田竣平監督・

2012年)。AARがアフガニスタンで作成した、地雷回避教育用の短編映画も

上映されました。

パネルディスカッションには、地雷禁止条約の制定に深く関わったAAR理事長で、

立教大学教授の長有紀枝のほか、外務省軍備管理軍縮課長の野口泰氏、

根本かおる国連広報センター(UNIC)所長の司会のもとスタートしたパネル

ディスカッションでは、日本の地雷除去に対する貢献に注目が集まりました。

日本地雷処理を支援する会(JMAS)事務局長である谷川保行さん、

外務省通常兵器室長である野口泰さんは、日本政府の地雷廃絶に対する

取り組みを、引き続き資金協力で貢献するのみならず、JMASやAARなどの

日本のNGOと政府で協力し、『オールジャパン』で地雷除去に取り組み続けて

いくことが重要とお話しされました。立教大学の長教授は教育の観点から、

回避教育だけではなく地雷の被害に遭った子どもたちへの教育も大切等

ご出席の方々それぞれの立場から地雷対策に関わる日本人の、興味深い話を

していただけました。