2015.03.13

大阪大学の取組み

大阪大学には、11学部、16研究科、29の研究センターがあり、国際社会における諸課題に対して、様々な分野の研究者が、それぞれの専門分野において、また広く連携しながら取り組んでいます。
 
本学では、1994年に公共政策分野における国立大学(当時)最初の大学院として「国際公共政策研究科」を設立し、また研究科設立15周年の記念事業の一環として、2009年に「国連政策研究センター(http://www.osipp.osaka-u.ac.jp/cunps/)」を設立する等、長年、国連・国際機関政策にかかわる研究・教育、キャリア・ディベロップメント、社会連携に向けた各種事業を進めてきました。さらに2011年からは、グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)が「国連政策エキスパートの養成」プログラムを全学学生へ向けて提供しています。このプログラムでは、将来的に国連をはじめとする国際公共セクターでのキャリアを志向する学生に対し、諸課題の基礎知識、実践的ノウハウ及び海外インターンシップの機会を提供し、理系・文系を問わない幅広い教養とグローバル化した世界の現実に対する深い理解を涵養するための教育を行っています。
 
この度の国連アカデミック・インパクトへの加盟を機に、より一層、国連システムとの連携を深め、国連の諸原則やグローバルな課題解決に資する活動を推進し、国際性を身に付けた学生の育成および国際社会へのさらなる貢献を目指してまいります。