2019.10.17
自分なりのSDGsを始める手がかりを手に入れる~新入生を対象に「岡山大学 x SDGs入門」を開講
本学では槇野博史学長が就任時に掲げた"槇野ビジョン"のもと、「持続可能な開発目標(SDGs)」を大学経営の中核のひとつに置き、全学を挙げて地域などのさまざまなステークホルダーらと共にSDGsを強力に推進しています。その一環として、2019年度新入生を対象とした全学ガイダンス科目「岡山大学入門講座」の中で、「岡山大学 x SDGs入門」と題した講義を2019年4月11日、津島キャンパスにて開催し、SDGsの概要と、これまでに学内外のさまざまなステークホルダーらと共に取り組んできた実践的活動などについて紹介しました。
受講した学生は4月に入学した全学部学生2,340人で、SDG推進企画会議議長の狩野光伸副理事をはじめ伊野英男副理事、青尾謙副理事、佐藤法仁副理事、横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)、全学教育・学生支援機構の宇塚万里子教授、中山芳一准教授、吉川幸実践型教育プランナーらがチームを結成し、一丸となって講義を行いました。
「SDGsとは何かを知る」、「岡山大学のSDGsに関するこれまでの取組を知る」、「自分なりのSDGsを始める手がかりを手に入れる」を目的として講義が進められ、わが国の人口や社会、財政課題などについて振り返ると共に、世界の急速な動きを網羅し、SDGsを起点にパラダイムシフトが起っている点などについて紹介。岡山の地で培われて来た"社会課題解決の遺伝子"の継承と、その遺伝子にSDGsを融合すること、地域や世界というフィールドだけではなく、「自分ごと」も含めた現代と未来が抱える課題の解決ができる人の育成と挑戦について、受講した学生ひとり一人が実践人として歩んでいくことのできる場が本学にはあると熱く学生に語り掛けました。学生は講義の内容や、将来の夢などについて話し合い、本学で学び成長していくことへの期待に胸を膨らませました。
本学では引き続き、教育・研究・社会貢献の面において、全学を挙げてSDGsを推進し、多様なステークホルダーとさらなる連携を深めていきます。その中でSDGs教育プログラムを充実させ、本学のみならず世界に展開できるロールモデルとして、地域と世界に着実に貢献していきます。
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