2020.02.19

2019年度,環境関連フェアへの出展

 三重大学は,自己の「環境・SDGsに関連する活動」をとりまとめ,公表することにより外部の評価を得,継続的な改善の資料とするために,積極的に地域,および全国レベルの環境フェアに出展しています。結果的にさまざまな組織・個人から意見をいただき,またその場を利用してコミュニケーションを行うことにより,この分野のさらなるパートナーシップを構築することも目指しています。

 今年度は,つ・環境フェスタ2019,エコプロ2019,四日市市環境フェア,ならびにみえ環境フェア2019に出展しましたので報告します。
 

『つ・環境フェスタ2019』(主催:環境フェスタ実行委員会・津市)

県内最大級の環境イベントとして,2019年11月4日(月),「CO2 CO2(こつこつ)防止 温暖化 -減らそう 温室効果ガス-」をテーマとして,三重県津市の「メッセウィング・みえ」で開催されました。

  今年度は「温室効果ガス」をキーワードにイベントが構成され,展示・体験・地産地消・フリーマーケットコーナーなど様々なブースが出展されました。

 本学は,『第1回エコプロアワード 奨励賞』と『持続可能な社会づくり活動表彰 会長賞』を受賞した科学的地域環境人材(SciLets)育成事業を主としてパネル等の展示による広報活動及び三重大学環境ISO学生委員会の活動紹介を行いました。

【写真1】つ・環境フェスタ2019

 

『エコプロ2019』(主催:(一社)産業環境管理協会、日本経済新聞社)

 2019年12月 5日(木)~7日(土),「持続可能な社会の実現に向けて」をテーマとして,東京都江東区の「東京ビッグサイト」で開催されました。持続可能な社会がテーマであることもあり,今年もSDGsや海洋プラスチック問題に関連する企画内イベントが多く見られました。

 三重大学は,長年全学を挙げてISO14001認証取得も行っている環境マネジメント活動と,環境ISO学生委員会の環境活動,社会人と学生に向けた科学的地域環境人材(SciLets)育成事業の周知を中心として展示を行いました。

SDGsに関連した展示として,三重大学の今年度前半のSDGsの取り組みの変遷もパネルにし,また,それぞれの活動についてSDGsの目標項目と照らし合わせて活動成果を紹介しました。

 なお三重大学からは,生物資源学研究科の木質分子素材制御学研究室から,『木質バイオマスの「全素材」を生かす研究」をテーマとした出展もありました。

 

 

 

 

 

 

 

【写真2】『エコプロ2019』三重大学ブース

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【図1】『エコプロ2019』三重大学のSDGsの取り組み(2019年度前半に向けて)

 

『四日市市環境フェア』(主催:四日市市)

 2019年12月 7日(土),三重県四日市市の「じばさん三重」で開催されました。前世紀に大気汚染公害を克服してきた四日市市ですので,NPOや市民団体の参加も多く,若い世代にアピールするための工作・体験出展が多いのが特徴です。

 三重大学は,主に科学的地域環境人材育成事業の周知を中心とした展示を行いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真3】『四日市市環境フェア』三重大学ブース

 

『みえ環境フェア2019』(主催:三重県地球温暖化防止活動推進センター)

 2019年12月 15日(日),COOL CHOICE(=賢い選択)をテーマとして,三重県津市の「メッセウィング・みえ」で開催されました。パリ協定の実施直前ということもあり,開催の冒頭,鈴木英敬三重県知事が,「2050年までに、県域からの温室効果ガスの排出実質ゼロ」を目指すことを主旨とする脱炭素宣言「ミッションゼロ2050みえ」を宣言しました。

 三重大学は,MIEUポイントなど学内環境活動や,社会人と学生を対象とした科学的地域環境人材(SciLets)育成事業の周知を中心として展示を行いました。

また本フェアには,三重大学環境ISO学生委員会もブース出展し,来場した地域で活動をするNPO法人・団体や地域の方々との交流を深めていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【写真4】『みえ環境フェア2019』三重大学環境ISO学生委員会ブース

これらの催しが関連する主なSDGsの目標・ターゲット、SDGs:4.4および11.7