2024.10.29

2023年 国連アカデミックインパクト活動報告

概要

岩手県立大学(以下「本学」という。)は、2019年5月、国連アカデミック・インパクト(以下「UNAI」という。)に加盟しました。
UNAIは、各大学が社会貢献を進めながら、国連と世界各国の高等教育機関の活動を連携させることを目的としたプログラムです。
本学は、UNAIに関連する様々な教育・研究・地域貢献活動を行っていることから、UNAIの10原則のうち4つの原則に参加しています。

参加している4原則

  • 原則6 :人々の国際市民としての意識を高める
  • 原則8 :貧困問題に取り組む
  • 原則9 :持続可能性を推進する
  • 原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く
    これらの4つの原則は、本学の「建学の理念」と「基本的方向」に合致しています。

岩手県立大学の建学の理念

「自然」、「科学」、「人間」が調和した新たな時代を創造することを願い、人間性豊かな社会の形成に寄与する、深い知性と豊かな感性を備え、高度な専門性を身につけた自律的な人間を育成する大学を目指す。

岩手県立大学の基本的方向

1.豊かな教養の修得と人間尊重の精神の涵養
2.学際的領域を重視した特色ある教育・研究
3.実学・実践重視の教育・研究
4.地域社会への貢献
5.国際社会への貢献

本学は、UNAIへの参加を通じて、より一層、全学をあげて大学のグローバル化や地域社会の国際化の支援に取り組むとともに、地域における実践的な教育・研究を通じて、今後とも貧困問題への取組や持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

2023年活動報告書の概要

2023年度国連アカデミック・インパクト活動報告書の目次

  1. 岩手県内の保育所で働く保育所看護職を対象とした専門性を高める取組み
  2. 米国ノースカロライナ大学ウィルミントン校(UNCW)との遠隔講義
  3. 韓国での3週間にわたる実地研修(国際文化理解演習I・Ⅱ)
  4. 地域社会論演習:盛岡秋祭り「め組」山車運行への参与観察調査
  5. 復興防災学習プログラム
  6. SDGsワークショップ