2015.07.07

海外フレッシュマンキャンプ報告

上海で異文化を体験することから、4年間の学びをスタートさせた国際教養学部の1年生。4月の入学式直後、5月のゴールデンウィークの2回に分けて実施された「海外フレッシュマンキャンプ」を終えた学生たちは、グローバル人材としての第一歩を踏み出しました。

海外フレッシュマンキャンプは、入学後の早い時期に海外の文化を現地で体験的に知り、現地の人々と現地の言語で交流する経験から、学修のモチベーションを高めてもらうために実施するもので、机上の知識のみならず経験によって得られる知見を重視する国際教養学部の特長の1つです。

学生たちは、上海市内の歴史や文化の名所見学、在上海日本国総領事館や日系企業を訪問。領事館の仕事や日中関係の現状と今後の展望、日系企業における現地社員との働き方、グローバルに働く方々の経験に基づく現地の文化や習慣を尊重することの大切さなど、幅広い内容の話に真剣に耳を傾けました。

また、長年に亘り本学と提携関係にある上海立信会計学院の学生たちと交流を行い、日本語と英語、さらにはジェスチャーも交えながら自己紹介や質問をしたり、中国語を教えてもらうなど、友好を深めました。研修の締めくくりとして開催されたフォトコンテストでは、滞在中に撮影した写真にまつわる思い出やエピソードを発表。海外フレッシュマンキャンプを通じてさまざまな場面で感じた「伝えたい!」という気持ちがコミュニケーションには必要不可欠であることを実感しました。

外から日本を眺めた経験、現地で受けた刺激は、帰国後の学修に活かされています。