2023.01.20

愛知大学について

愛知大学は、1946年に旧制大学として創立されました。法文系の私立総合大学として、現在、7つの学部と短大、6つの大学院研究科、それに法科大学院が愛知県内の三つのキャンパスに配置されています。また、これまでに9つの研究機関が設立され、文部科学省の21世紀COE、私立大学研究ブランディング事業などに採択されるなど、社会的評価の高い研究活動を続けてきました。図書館の蔵書も誇れるものがあり、約138万冊の蔵書は、国内の大学図書館としてはトップクラスを誇っています。なかでも、愛知大学の主たる前身であった東亜同文書院(1901年に東亜同文会によって上海に創立)にゆかりのある中国書、愛知県図書館から寄贈された国連寄託図書などは、特色のあるものとなっています。
 学生数は約1万人であり、「知を愛し、世界へ」という建学精神を踏まえたスローガンのもとに、国際交流が盛んな大学としても知られています。なかでも、国際コミュニケーション学部と大学院国際コミュニケーション研究科、日本にただ一つしかない現代中国学部と大学院中国研究科(博士、修士の両課程にダブルディグリー・プログラムを設置)、国際問題研究所(AIIA)、国際中国学研究センター(ICCS)は、その代表的な教育・研究機関として実績を積んできました。

この度、国連アカデミック・インパクトへ仲間入りすることができました。本学は、建学以来、10の原則やSDGsの諸目標に沿った活動を進めてきましたが、これを機に、それらを全学的にさらに深めてまいります。

○本学が取り組む主な原則
原則2:探求、意見、演説の自由を認める
原則4:高等教育に必要とされるスキル、知識を習得する機会を全ての人に提供する
原則5:世界各国の高等教育制度において、能力を育成する
原則6:人々の国際市民としての意識を高める
原則7:平和、紛争解決を促す
原則8:貧困問題に取り組む
原則9:持続可能性を推進する
原則10:異文化間の対話や相互理解を促進し、不寛容を取り除く